ギャンブルの借金は、借りたという意識を薄めます。

お金を借りる理由は様々ですが、その中でも性質が悪いのはギャンブルの借金です。

借りたお金を元手に、お金を増やしたいという意識が強く、借りたお金だという事を忘れます。

というのも、頭の中の未来予定では借りた5万円は10万円やそれ以上になっているからです。つまり、始めから借りたお金が無くなる事など考えていません。

頭が悪いとしか言いようがありませんが、借金してギャンブルをする人間の思考はこんな物です。勿論、勝って予定通りになることもあります。

しかしそうなると、返済後に手元に残るお金を計算します。残ったお金は、次のギャンブルへの軍資金です。当然、長い目で見ればいつかは無くなります。

結局ギャンブルそのものを辞めない限り、借金であろうが手持ち金であろうが、自分からお金を0にする作業をしているようなものです。

そして0になればまた借金の申し込みへ戻るので、負債は段々と高くなります。それを取り返す為にギャンブル自体のレートを上げていき、危険な方向へ自ら走っていくのです。

私の場合は、親がこれ以上貸せないと言った時の負債額が、86万円にまで膨れ上がっていました。ここまで借金が積み上がるのが約4年、そしてこの返済に掛かった年月が5年半でした。

返済をとにかく最優先したため、付き合いが悪くなった私は友人の8割をこの5年半で失いました。お金は労働で取り返せましたが、人間関係はもう取り返しが付きませんでした。

私が言えることではありませんが、ギャンブルを理由にする人にお金を貸してはいけません。ちゃんと返済してもらったとしても、その人がギャンブルから足を洗わない限り何度でも借りにきます。

そして残念ながら、そこまでハマった人が立ち直ってくれる可能性は低いです。むしろ貸してくれる人がいる事が、更にその人をギャンブルの深みに連れて行ってしまいます。

そんな地獄に、わざわざ付き合う必要はありません。

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